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May 28, 2005

伝統

私は着物が好きです。

間違いなく気物好きになってしまいました。
確信する理由は、たとえばデパートのエスカレーターを利用して上下の階へ移動しているとします。
するとワゴンに乗ったり、移動ハンガーに掛かった目玉商品だの、タイムバーゲン商品が前に現れてきます。
以前はちょとでも立ち寄って品定めをしたものです。 特に人だかりができていると当然自分も見なければ損のように近づいていったものです。  

でも、今はいくら安価な値札を見せられても、人だかりができていても、洋服関係にはまったく興味がありません。

その代わり、手ごろな値段で買い物欲を満たしてくれる帯締めや帯揚げのバーゲンには目がありません。
お恥ずかしいのですが、必ずと言ってよいくらい買ってしまいます。

今日は 「第34回 日本伝統工芸近畿展」 を観てきました。

感想は、すばらしい力作が揃っていました。
どぎつい色の着物にへき易しているきょうこのごろですから、伝統とはこういうことだ、と目の前に示された展示会だったので、気持ちがすっとしました。

許されるなら全部着てみたいとあつかましく思いました。
なぜなら、だれでもが着られる着物、つまりどんなに大胆であっても突拍子もないものはない、展示のための作品に終わっていないということです。

洋服のファッションショーではとても街を歩けないような作品が必ずありますよね。

29日も午後2時から専門家の列品解説があるようです。

場所 高島屋京都店 7F グランドホール   無料  (5月30日まで)

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単の付け下げです。
水辺をおしどりが遊んでいます。
白抜きの杜若が全体に咲いています。
6月のための着物です。   色は藍より薄い浅縹 (あさはなだ)。

帯は九寸ですが生地は麻、そして太鼓柄の一部が絽になっています。 大きすぎるぐらいのてっせんとやさしい色のバランスがおもしろいです。   色は赤香色 (あかこういろ)。


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Comments

はじめまして。「どぎつい色の着物にへき易しているきょうこのごろ」本当にそう思います。青い着物って「演歌歌手」みたいな(!?)品のないものになりがちですが、写真の浅ハナダのきれいなこと!勉強になりました。TBさせていただきます。

Posted by: HOORN | May 30, 2005 01:23 AM

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Tracked on May 30, 2005 07:40 AM

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